SAN240 / 480 / 720 Series
SAN240-12〼
SAN480-12〼
SAN720-18〼DS
SAN240・480・720シリーズは、リレーコイルやソレノイド、イグニッションコイル等、様々な形状のボビン巻線に幅広く使用できる、汎用性に優れたマルチスピンドル巻線機です。
ワーク例
巻線システム課題の一つ、“多品種生産”についても、日特が開発した治具搬送システムにより、仕様変更に伴うロスタイムを大幅に短縮しました。また、ユニット単位のブロックシステムを採用しているので、ハンダやテーピング、組立等、各ユニットのシステムラインへの追加や削除を自由に行うことができるため、生産要求に最適なラインを構築することが可能です。
さらに、より精密な巻線を実現するダブルトラバース機構、より高速な巻線とランニングコストを低減させるダイレクトスピンドル機構、ソフトにより正確な整列巻線を行う専用ソフト等、豊富なオプションが、生産効率倍増に貢献します。
SAN240 / SAN480 巻線機基本仕様
| 型式 | SAN240－（軸数）〼 | SAN480－（軸数）〼 |
|---|---|---|
| スピンドル数 | 3・4・6・8・12 | 6・8・12・16・24 |
| スピンドル回転数 ※ | Max. 10,000rpm（標準仕様） Max. 16,000rpm（標準仕様） Max. 20,000rpm（標準仕様） |
|
| 制御軸数 | 4軸 | |
| 消費電力 | 約2.5KvA | 約3.0KvA |
| エアー源 | 約0.5MPa以上 | |
| エアー消費量 | 約60Nl/min. （コンベア含む） | |
| 機械サイズ | 800(W)×720(D)×1,030(H)mm | 約1,060(W)×720(D)×1,030(H)mm |
| 機械重量 | 約370kg | 約450kg |
※ スピンドル最高回転数は線径やコイル仕様により異なります。
ダイレクトスピンドルタイプ巻線機
| 型式 | SAN720-18〼DS | SAN720-24〼DS |
|---|---|---|
| スピンドル数 | Max. 18 | Max. 24 |
| スピンドル回転数 ※ | Max. 24,000rpm | |
| 制御軸数 | 24軸 | 32軸 |
| 消費電力 | 約2.0KvA | 約2.2KvA |
| エアー源 | 約0.5MPa以上 | |
| エアー消費量 | 約50Nl/min. （エアバキューム類除く） | |
| 機械サイズ | 1,080(W)×1,360(D)×1,460(H)mm | |
| 機械重量 | 約1,150kg | |
※ スピンドル最高回転数は線径やコイル仕様により異なります。
スピンドルダイレクトドライブ方式
- タイミングベルト及びプーリーが不要
- 高速化しても段飛びの心配なし
- 運転音が静か
- メンテナンスが容易
- 軸毎の個別制御
- ベルトの粉塵が出ない
自由なシステム構築例
- 大量多品種生産・少量多品種生産、仕様替えの有無や後工程に応じて搬送方式を選べます
（治具フリーフロー・ボビン搬送・テーブル搬送等） - 個別NC制御のブロックシステムなのでユニット単位の稼働やシステムの分割稼働が可能です。
- 受け渡しが難しいボビンでも多様な搬送治具で後処理の自動化が可能です。
製品情報
巻線機
テンション装置
標準品
自動化関係設備